ようこそ先輩~卒業生からのメッセージ~
大川さんは中学2年生の夏に行われるニュージーランド海外研修や本校の一年留学を経験され、卒業後も世界中を旅した経験をいかし、
観光に関する仕事をされています。
鈴井 花【II類卒業】
滋賀県立大学人間文化学部
国際コミュニケーション学科 在学
岩本 真一郎早稲田大学法学部 卒業
京都大学 大学院 公共政策教育部 公共政策専攻
伸ばしてくれる環境。
私は将来、個々人がその個性を生かし活躍できる、よりよい未来社会を作る仕事に携わりたいと考えています。このように私が考えるに至ったのは、当時の先生方が私の個性や特性を認め、それらを伸ばすような環境を提供してくださったからです。生徒と先生方、そして保護者の距離が近く、中学生という多感な時期に生徒の個性を伸ばす環境が整備されていることが、滋賀学園中学校の大きな魅力の一つです。
また、2ヶ月間の海外研修も滋賀学園中学校にしかない大きな魅力の一つです。14歳という若さで両親のもとを離れ、友人や現地の人と過ごすこと、そして異国文化を肌で感じることは生徒の自立性と感受性を大きく伸ばします。このような貴重な経験は、これからの世界が急速に変化していく中で求められる、未知なる問題に立ち向かう力の源泉となるものです。このような環境や経験があったことが今の私につながっており、感謝しています。現在は、主に観光による地域振興の在り方について、滋賀県内の自治体の方やNPO法人の方々にご協力を頂きながらフィールドワークを通して研究を行っています。これまで知らなかった滋賀県の魅力に触れながら、滋賀県らしさを生かした取り組みとは何なのかを日々模索しています。
塚本 紗也同志社大学 社会学部卒業
滋賀学園中学校 勤務
わたしの人生を豊かにしてくれた
私は留学に興味があり、滋賀学園中学校に入学しました。ニュージーランド短期海外研修は、滋賀学園中学校の大きな魅力であり、今の私があるのはこの研修に参加したおかげだと言っても過言ではありません。
私は幼い頃から人と話すことや意見を述べることが苦手でしたが、この海外研修で遠く離れたニュージーランドという異国の地に身を置き、友人や先生に支えられながら努力した期間は確実に私を強くしてくれましたし、当時中学生だった私からすれば二ヶ月という長い間、家を離れて生活することができたという事実が大きな自信につながりました。高校では、1年間留学した仲間と共に過ごす毎日が刺激になり、切磋琢磨し勉学に励むことができました。
高大連携授業は、大学の講義を体験できる貴重な機会であり、大学に向けてのビジョンを具体的に描くきっかけにもなり、受験勉強に前向きになることができました。滋賀学園は中学高校ともに様々な挑戦をする機会を提供してくれます。
中学・高校での海外研修・留学は、英語力がついたことは勿論、物事の考え方、捉え方も著しく変化し、大きく成長したと感じています。現地では楽しいことばかりではなく、自分の気持ちをうまく伝えられずに悩んだ経験も、今の私に無くてはならないものでした。
これからの社会では自分の意見を積極的に発信していく力が求められ、コミュニケーション力や、様々な視点から物事を考える力なども高校生の段階で留学を通し身につけることができたのは、とても幸運なことだったと思います。この経験を活かし、世界で活躍できるような人材になれるように日々努力しています。