先輩の声VOICE

         

黄瀬 絢香旧:Ⅱ類卒業
京都府立大学 公共政策学部 卒業
滋賀県社会福祉協議会 勤務

滋賀学園中学・高校では新しいことに挑戦する機会がたくさんありました。
中でもニュージーランド留学は、私にとって大きな挑戦でしたが、英語だけでなく、英語を使って世界中の人に思いを伝えることができる楽しさや嬉しさ、そして様々な価値観をもつ人たちがいることを知りました。新しい環境に飛び込むのは勇気がいることですが、滋賀学園で様々なことに挑戦しているうちに、まだ知らない世界に出会えることが楽しみになりました。
大学卒業後、地域おこし協力隊などを経て、現在は社会福祉協議会で地域の暮らしに関わる仕事をしています。自分の世界が広がったからこそ、身近な人や暮らしに目を向けることも大切にしていきたいと思っています。

         

小川 力也旧:Ⅰ類卒業
天理大学 国際学部 地域文化学科 卒業
滋賀県警 勤務

滋賀学園に入学して得たもの。それは、かけがえのない友達、先生方に出会えたことです。何気なく過ごしていく毎日の中で昼食休憩を取りながら友達と笑った毎日が印象に残っていますし、怒られたこともありましたが、先生方に教えていただいたことがたくさんあり、それは、今の私の人生での教訓となっているものがたくさんあります。
また、部活動では空手道部に入部し、全国大会で様々な強豪校と対戦して、勝てないという壁にぶつかり、悩んだことも多々ありましたが、顧問の先生のお言葉や同じ部員の励ましで改善点を見出して前向きに強豪校に勝つという目標に向かって頑張る事も出来ました。そして、私は、空手を通じて天理大学に入学し、高校で学んだことを活かせました。
現在は、その学んだ事を活かし、市民の方々の安心・安全を守ることが出来る公務員の職に就く事ができました。私にとって滋賀学園で学ばせていただいた事はかけがえのないものでした。

         

中田 帆紀旧:S類卒業
グリーン近江農業協同組合 勤務

私の高校3年間は、ソフトボールが中心でした。最初の1年は練習についていけるか不安でいっぱいでしたが、親身に相談にのってくださる先生がいたおかげで、卒業まで続けることができました。3年間を通して身につけることができたのは、競技力だけではありません。周りの人たちに気を配り、思いやる気持ちも養うことができました。卒業してから職場の先輩に「あなたは周りがよく見えている」と言われたとき、初めてそのことに気づきました。
私は今、JAで窓口業務をしています。先輩方と、互いに協調性を持ってお客様の対応にあたっています。この仕事を通して、いつか「あなたと話せてよかった」と思ってもらえるような窓口係になりたいと思っています。

         

大河 彩旧:II類卒業
同志社大学社会学部 教育文化学科 在学

高校時代は学業と部活動の両立を目指して日々過ごしていました。
II類では、7時間授業の日があって慣れるまでは大変ですが、共に切磋琢磨できる仲間の存在があったので頑張れました。また、滋賀学園には学内塾といった授業外で勉強する時間があります。授業よりも少人数で苦手を追求することが出来たり、より難しい問題にもチャレンジする事ができます。担当の先生方が丁寧に教えてくださるのはもちろん、同じように学内塾に参加している友達とも考えを深め、高め合う事ができました。
私は、当時チアリーディング部に所属しており日々の練習で忙しかった分、外部の学習塾に通わずに勉強出来る環境があったのはすごく良いポイントでした。学業にも部活にも全力で取り組む事の出来る環境があったからこそ、自らが主体的に学びと向き合い、高校生活を楽しみながら努力することができました。高校時代に培った何事にも積極的に全力で取り組む力は、大学生になった今でも生かされています。

         

金子 由香里旧:I類卒業
びわこ学院大学教育福祉学部子ども学科 卒業
東近江市幼稚園 勤務

滋賀学園には、やりたいことに集中できる環境が整っています。
学内塾では、先生が丁寧に分かるまで教えてくださるので、楽しく講習を受けることができ、苦手だった数学が得意になりました。高校時代に身に付けた学力は、採用試験でも役に立ち、粘り強く学ぶことの意義を実感しています。部活動では吹奏楽部の部長を務めました。よりよい演奏ができるように意見を出し合って練習に励み、みなで心一つに演奏できた時の達成感は心地よいものでした。また、生徒会では役員も務め、学校生活がより楽しめるよう行事を進めたり、ボランティア活動や地域の方と交流したり、様々な経験を積むことができました。うまくいかないこともたくさんありましたが、困ったときは、先生方が親身に相談に乗ってくださったので、一つずつ困難を解決していくことができ、チャレンジしてよかったと思います。生徒は、学区や地域を超えていろいろな人が集まってくるので、たくさんの出会いもあり、私の考えの幅を広げてくれました。高校時代の友人とは、今でも関係が続いています。
滋賀学園で過ごした高校生活を通して、個性を持った個人がつながることで課題を解決していくことを学びました。その経験が、社会人としての私の基礎になっています。

         

後藤 克基旧:S類卒業
法政大学法学部 法律学科 在学

滋賀学園には甲子園の舞台に立つという目標を持ち入学しました。同じ志を持つ仲間とともに集中して野球に取り組み、切磋琢磨できる環境は滋賀学園の魅力です。私は、甲子園に2度出場させていただき、現在も大学で野球を続けています。スーパーアスリートコースでは、午前中に教科の授業、午後は専攻実技というカリキュラムが組まれているので、午前と午後の切り替えを重視し、文武両道ができるように取り組みました。その集中力が競技の面でも活かせたと思います。
高校生活を通して、物事に謙虚に向き合うことができるようになったことも、自身の成長にとっては欠かせないものとなりました。厳しい練習や寮生活をともに過ごした仲間とは、互いのことを尊重しながらも良きライバルであり、このようなかけがえのない友と出会えたことも三年間の高校生活で得た大きな宝です。これからも前向きに人生を歩んでいけるよう、日々の積み重ねを大切に、努力をしていこうと思います。

卒業生の類・コース等の情報は卒業時のものです。

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